MLB最優秀監督賞に筒香嘉智が所属するレイズ・キャッシュ監督が選出 ナ・リーグのマーリンズ・マッティングリー監督とともに初受賞
2020/11/11
Getty Images
MLBは10日(日本時間11日)、最優秀監督賞の受賞者を発表。アメリカン・リーグはタンパベイ・レイズを率いるケビン・キャッシュ監督、ナショナル・リーグはマイアミ・マーリンズを率いるドン・マッティングリー監督が選出された。
米公式サイト『MLB.com』によると、チームを飛躍に導いた両監督がともに初受賞を果たした。
レイズ・キャッシュ監督は、今季チームを率いて6年目の42歳。1位票22、2位票5、3位票1の計126ポイントを獲得し、初受賞となった。過去2年間はポストシーズンに進出しながらも苦杯を嘗めていたが、今季は40勝20敗でア・リーグ最高勝率に導いた手腕が高く評価された。
また、ワールドシリーズでは惜しくも敗退となったが、ナ・リーグチャンピオンのロサンゼルス・ドジャースと最終戦までもつれる激戦を演じた。
対するマーリンズ・キャッシュ監督は、今季チームを率いて5年目の59歳。1位票20、2位票8の計124ポイントを獲得し、同じく初受賞となった。過去4年間は再建期に入ったこともあり結果を残せていなかったが、今季は新型コロナウイルスのクラスター発生などを乗り越え、31勝29敗でナ・リーグ東地区2位に入った。
17年ぶりに進出したポストシーズンでも、ワイルドカードシリーズでナ・リーグ中地区を制したシカゴ・カブスを2連勝で退けるなど、下馬評を覆す快進撃を見せた。