【MLB】4失点で4敗目の田中将大も、7月の成績に「最低限の任務は果たした」
29日のレンジャーズ戦で、田中将大は制球に苦しみ6回4失点で4敗目を喫したが、それでも「試合は作った」と言える。5度の登板で4QSだった田中の7月は、それなりの評価に値するものだった。
2015/07/31
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7月の田中は責任を果たした
ジョー・ジラルディ監督は、この日の田中の問題の根本はスプリットの制球が良くなかったことだと分析している。しかし、それでもジラルディは、田中は最低限の役割は果たしてくれたと付加することを忘れていない。
“But we ask him to keep us in the game and I thought he did that,” the manager said.
「しかし、われわれの要望はゲームを作ってくれることで、彼はそれに応えてくれたと思う」と監督は語った。
一方、田中は通訳を通じこう語った。「制球が悪かったのはスプリットだけじゃなかった。全ての球種が狙ったところには行かなかった」
2回にヤンキースが2-0とリードを奪ったその裏に、田中は3点を奪われた。
“I wasn’t making the pitch I wanted,” Tanaka said. “I got better after that inning.”
「思った通りの投球ができなかった」と田中は語った。「次のイニングからは良くなって行ったんだけど」
3回に最初の2人の打者を安打とエラーで出塁させた後、田中は素晴らしい投球を見せた。ミッチ・モアランドとジョシュ・ハミルトンを三振に、エルビス・アンドゥルスをライトライナーに抑えた。
今ひとつピリッとしない内容だったのは事実、それでもジェニングスは5度の登板で4度のQS(クオリティ・スタート)だった7月は、田中はその責を果たしたと、一定の評価をしている。
Over his last six outings, Tanaka is 3-1 with a 3.29 ERA. He has worked at least six innings in his last five starts.
ここ6回の登板で、田中は3勝1敗で防御率は3.29だ。ここ5試合連続で最低でも6回を投げているのだ。
出典:”Yankees starter Masahiro Tanaka struggles with command” @ ESPN New York by Randy Jennings in Jul. 30th