【MLB】日本人メジャーリーガー通算WARランキング1〜5位。稀代の天才打者が断トツの数字
2021/11/30
Getty Images
2位 ダルビッシュ有
通算WAR 28.0
キャリアハイ 4.7(2012年)
通算WAR28.0を記録しているダルビッシュ。キャリアハイはテキサス・レンジャーズに所属した2012年の4.7となっている。
メジャーデビューとなった同年は33.5%を占めたフォーシームを軸にスライダー、カッター、シンカーなど多彩な球種を駆使。最終的に29試合(191回2/3)を投げ、16勝9敗、221奪三振、防御率3.90をマークしてオールスター選出、アメリカン・リーグ新人王投票でも3位に入った。翌13年には13勝と勝ち星を減らすも、防御率2.83、WHIP1.07と安定感は大幅に向上。277奪三振で最多奪三振のタイトルを受賞した。
17年オフにはシカゴ・カブスに移籍。60試合制となった20年は8勝3敗、93奪三振、防御率2.01、WHIP0.96の好成績で日本人初の最多勝を受賞し、WARは移籍後最高の3.0となった。また、年々球種別の投球割合に変化を見せており、同年は43.7%のカッターを軸とした投球を展開していた。