【MLB】日本人メジャーリーガー通算WARランキング6〜10位。ワールドシリーズMVP打者、“雑草魂”の世界一クローザーも
2021/11/30
Getty Images
9位 岩隈久志
通算WAR 12.0
キャリアハイ 4.1(2013年)
通算WAR12.0を記録した岩隈久志。キャリアハイは2013年の4.1となった。
同年は開幕ローテーション入りを果たすと、選手間投票でオールスターゲームにも選出されるなどシーズンを通じて高い安定感を維持。33試合に登板し、14勝6敗、防御率2.66の好成績で低迷するシアトル・マリナーズを支えた。219回2/3を投じて42与四球と持ち前の制球力の高さも際立った。
以降も先発の核を担い、14年は15勝、15年は9 勝にとどまるも無安打無得点試合(ノーヒットノーラン)を達成。16年は自己最多の16勝をマークした。年々球種別の投球割合にも変化が見られ、14年はシンカーが4割超を占めたが、16年は26.1%となり、スプリット、フォーシーム、スライダーが2割程度と多くの球種を満遍なく投げ分けていた。