【MLB】日本人メジャーリーガー通算WARランキング11〜15位。デビュー年にワールドチャンピオンの豪腕と“優勝請負人”も
2021/11/30
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2021年はアトランタ・ブレーブスの優勝で幕を閉じたメジャーリーグ。しかし、今季を語る上で外せないのは大谷翔平投手の活躍だった。大谷は、投手として9勝、防御率3.18、打者として46本塁打、100打点、26盗塁をマークするなど、“二刀流”として異例の数字を叩き出し、リーグMVPに輝いた。
その活躍でチームを牽引。多大な貢献をもたらした。米分析サイト『FanGraphs』によると、同年のチームへの貢献度を表すWAR(Wins Above Replacement)(※1)はWAR8.1(投手3.0+野手5.1)を記録。これは歴代日本人メジャーリーガーでは史上最高の数字(※2)だった。
では、これまでに海を渡った日本人選手はどれだけチームに貢献してきたのだろうか。今回は歴代日本人メジャーリーガーの通算WARランキングを紹介したい。(WARは『FanGraphs』を参照。)
※1 WAR(Wins Above Replacement):統計学的に分析したデータで選手を評価する”セイバーメトリクス”の指標の一つで、同じ出場機会を与えられた代替選手と比較してどれだけチームの勝利数を上乗せしたかを示す。
※2 米分析サイト『BASEBALL REFERENCE』では、日本人史上最高値はイチロー(2004)のWAR9.2。大谷の今季は9.1だった。