【MLB】日本人メジャーリーガー通算WARランキング11〜15位。デビュー年にワールドチャンピオンの豪腕と“優勝請負人”も
2021/11/30
Getty Images
14位 斎藤隆
通算WAR 8.2
キャリアハイ 3.1(2006年)
通算WAR8.2を記録した斎藤隆。キャリアハイはロサンゼルス・ドジャースに所属した2006年の3.1となった。
メジャーデビューとなった同年はマイナー契約からのスタートだったが、開幕直後にメジャー契約。リリーフで好投を続けたことで評価は急上昇し、一気にクローザーまで登り詰めた。最終的に72試合に登板し、6勝2敗24セーブ7ホールド、防御率2.07、WHIP0.91をマーク。特に対右打者に強さを発揮し、左打者に対しては防御率3.09、WHIP1.14となったが、右打者に対しては防御率1.25、WHIP0.72に抑え込んだ。
07年は開幕から守護神を担い、オールスターゲームにも選出された。シーズン終了までクローザーの座を守り、63試合登板で2勝1敗39セーブ1ホールドをマーク。防御率1.40、WHIP0.72と抜群の安定感を誇った。09年にはボストン・レッドソックスと契約。以降はアトランタ・ブレーブス、ミルウォーキー・ブリュワーズ、アリゾナ・ダイヤモンドバックスに1年ずつ所属した。