【MLB】日本人メジャーリーガー通算WARランキング11〜15位。デビュー年にワールドチャンピオンの豪腕と“優勝請負人”も
2021/11/30
Getty Images
13位 松坂大輔
通算WAR 8.4
キャリアハイ 2.9(2007年)
通算WAR8.4を記録した松坂大輔。キャリアハイはレッドソックスに所属した2007年の2.9となった。
メジャーデビューとなった同年は順当に開幕ローテーション入りを果たし、レギュラーシーズンでは32試合(204回2/3)を投じて15勝12敗、201奪三振をマーク。左打者に打ち込まれる傾向が見られ、防御率4.40だったが、先発として地区優勝に貢献した。ポストシーズンを勝ち抜き、迎えたワールドシリーズでも勝利投手に。1年目でチャンピオンリングを手にした。
08年は29試合(167回2/3)を投げ、18勝3敗と15個の貯金を作り、防御率2.90をマーク。しかし1試合の平均投球回、与四球率は悪化。WHIP1.32は前年と同値となった。09年以降は懸念されていた制球難を露呈し、成績が低迷。10年こそ9勝を挙げてWAR2.1を記録したが、11年は8試合登板で3勝、12年は11試合登板でわずか1勝に終わった。