【2022年最新版】日本人メジャーリーガーの歴代最高年俸ランキング26~30位。不良債権と化した左腕、2度のワールドチャンピオンも
2022/05/20
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30位 井口資仁
最高年俸:385万ドル(約4億2400万円)
対象年度:2008年(サンディエゴ・パドレス、フィラデルフィア・フィリーズ所属)
2004年オフにシカゴ・ホワイトソックスと2年契約を結んだ井口。「2番・二塁」で開幕スタメンを勝ち取り、チームの象徴となった「スモール・ベースボール」を体現した。
レギュラーシーズンでは135試合に出場し、打率.278、15本塁打、71打点、15盗塁をマークして地区優勝に大きく貢献。左右別の相性を見ると、左投手に対して打率.274、右投手に対して打率.279と満遍なく打ち返していた。ポストシーズンを勝ち抜いて迎えたワールドシリーズでも存在感を発揮し、1年目でチャンピオンリングを手にした。
07年シーズン途中にはフィラデルフィア・フィリーズへトレード移籍すると、オフにはサンディエゴ・パドレスと1年総額385万ドルで契約。しかし08年は開幕から打撃不振に陥ると、故障離脱もあってシーズン途中に契約解除となった。直後にフィリーズへ復帰。井口の出場はなかったが、チームはワールドチャンピオンに輝いた。