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【MLB】「石のような存在であり続ける」崩壊するブルペンで信頼感が増す上原浩治と田澤純一

アリーグ最下位に低迷するボストン・レッドソックス。先発陣は開幕前から不安視されていたが、ブルペンも崩壊状態だ。地元紙『ボストン・グローブ』では、レッドソックスのブルペンは見直しが必要という特集を組んだ。チェリントンGMの信頼を勝ち取っている上原浩治と田澤純一以外でブルペンを今後どう組み立てていくのか注目だ。

2015/08/07

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最下位の要因はブルペンの崩壊?

 アリーグで最下位の防御率4.90と苦しむレッドソックス先発陣。これはメジャートップのセントルイス・カージナルスの先発ローテーションが誇る防御率2.84に大きな差をつけられている。

 それ以上に今季投手陣の負担となっているのはリリーグ陣の不調だ。地元紙『ボストン・グローブ』では今季低迷しているブルペン陣の見直しが必要という特集記事を組んだ。

 ファレル監督が時に先発投手を続投させ、アウトを一つでも多く取ろうとするのはブルペンがチームの負担となってしまっているからだろうと、記者のスパイアー氏は指摘する。

 現地8月4日、皮肉にもファレル監督の53歳の誕生日だったこの日、ブルペンはヤンキース相手に崩壊した。2-1でリードして継投で逃げ切りを図ったものの、6回、7回、8回のアウト9個を取る前に10失点を喫してしまった。

“They had their way with our bullpen. Every guy that we brought to the mound, some pitches found the middle of the plate and they didn’t mess with them. A nine-run inning, that’s a rough night. Obviously, we’re looking for better. Their lineup had their way with our bullpen…You’re looking for better. You’re looking for more.”
「彼ら(ヤンキース)は我々のブルペンを思い通りに打ち崩した。我々が送り出した全ての投手の球がいくつかど真ん中にいってしまい、それを躊躇なく振り抜かれた。1イニング9点、それがつらい日であったことを物語る。当然、我々は向上しようとしている。ヤンキース打線は我々のブルペンを思い通りに打ち崩した。(だからこそ)常に向上することを目指している。常により上のものを要求する」(ファレル監督)

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