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【MLB】ブルペンと打撃陣に助けられている2015年の田中将大も、「昨年の姿は決して遠くない」

8月4日、火曜日。ヤンキースは確かにレッドソックスに13-3で快勝した。これで田中将大が先発した試合に限った勝敗結果では、ヤンキースは11勝4敗となった。今季はチームの打撃に助けられている部分はあるとはいえ、本人も少しずつ昨年の状態に近づきつつあると感じているようだ。

2015/08/08

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インタビューで付け足した回答

 
 火曜日の試合終了後、あるリポーターが田中投手に尋ねた。「これで田中投手が先発した試合では11勝4敗になりましたが、誇りに思える数字ですか」
 
 田中はリポーターに「ええ、もちろんです」と礼儀よく、即座に答えた。だが、その様子は、あたかも「あらかじめ検閲済みのスピーチを棒読みするような答え方であった」と、『Newsday.com』のエリック・バカラック記者は語る。通訳を介して、さらに田中はこう加えた。「僕の目標は、チームに勝ちをもたらすことです。だから、この結果はうれしく思っています」

But then, as a different reporter had already begun to ask him another question, Tanaka, unprovoked, felt compelled to add more. “But I think that I haven’t been that good recently,” he said, “so I think I put a lot of weight on the relief guys and I think I’m being helped a lot from our offense.”
ところが、そのリポーターがさらに掘り下げた答えを求めることもなく、別のリポーターが次の質問をすでに聞き始めた後、田中は突然、最初の質問に対して、さらに言葉を付け加える必要性を感じたのか、こう続けた。「でも、最近それほど調子がよくないと自分で感じています。リリーフ陣にかなりの負担をかけているし、チームの打撃にかなり助けられてます」

 実はその通りである。13勝5敗、防御率2.77、WHIP 1.06という素晴らしい成績を残した昨シーズンに比べると、2015年の田中は、白星を得るのにチームの攻撃にかなり頼らなければならなくなってきている。最近先発した8試合においての防御率は5.03。しかもこの数字は火曜の試合(6イニング、3失点、5安打、1四球、3奪三振)も含んでの数字である。

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