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【MLB】ブルペンと打撃陣に助けられている2015年の田中将大も、「昨年の姿は決して遠くない」

8月4日、火曜日。ヤンキースは確かにレッドソックスに13-3で快勝した。これで田中将大が先発した試合に限った勝敗結果では、ヤンキースは11勝4敗となった。今季はチームの打撃に助けられている部分はあるとはいえ、本人も少しずつ昨年の状態に近づきつつあると感じているようだ。

2015/08/08

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被弾数は増えたが、被打率は改善

 
 今年最大の悩みの種は無論、ホームランである。去年は136回1/3を投げて15本のホームランを打たれたが、火曜日にパブロ・サンドバルに対して1-2のカウントから投げたシンカーは見事に打たれ、今年は93回2/3で16本目のホームランとなった。

 火曜日の試合で、田中が悔やんでいる唯一の投球であろう。
「サンドバルへのあの投球は、別の種類のボールを投げるべきでした」と田中は答えた。「ストライクゾーン外の速球とか、変化球、スプリットなど。あのミスでやられました」

 火曜の試合後、ヤンキースのジョー・ジラルディ監督は比較的簡単な改善策を考えているようだ。「Locating pitches better (もっといいコントロールで投げること)」である。「(田中の)今日のピッチングはなかなかよかったと思う」と監督。「2球ほど浮いた球があったけどね」

 それでも今年8勝4敗、防御率3.84の田中には、去年に比べて改善されている数字もある。昨シーズンは被打率が.240だったのに対し、今年は(火曜の試合前の時点で).228なのだ。

As he puts more distance between himself and an April forearm and wrist injury that shelved him for 5 1/2 weeks, Tanaka inches closer to the 2014 version who took major-league baseball by storm.”For me,” Tanaka said, “I don’t think I’m that far away from there.”
4月に腕と手首を痛め、5週間半の休養を要したことは、過去の出来事として自分では触れようともしない田中投手。しかし、メジャーリーグに嵐を巻き起こした2014年の自身の姿に次第に近づいているようである。田中自身も語る。「僕にとって、それは決して遠くないと思います」と。

出典:”Masahiro Tanaka gets it: Bullpen, bats are helping me out” @Newsday by Erik Bacharach, August 5, 2015

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