絶好調の大谷翔平は何位? 米メディアが「2021年の活躍に期待するMLB現役選手トップ100」を発表
2021/03/24
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ウォルト・ディズニー・カンパニー傘下の米スポーツメディア『ESPN』が23日、2021シーズンの活躍に期待するMLB現役選手トップ100を発表した。現時点で100位から51位までが公開されている。
同メディアが野球の専門家を集め「2021シーズンにどの選手が活躍すると思うか?」という質問を行い、その答えと統計や実績などをもとにランキングが決められている。日本人選手においては、ロサンゼルス・エンゼルス所属の大谷翔平投手が73位。ミネソタ・ツインズでプレーする前田健太投手が76位に入った。
大谷が73位に入った理由として同メディアは「彼がメジャーリーグで“二刀流”が出来るという根拠は、2018年のルーキーシーズンの2ヶ月のみ。彼はその後、トミー・ジョン手術を受け、その後にはCOVID-19(新型コロナウイルス)によって2020シーズンが短縮された。それにより彼は大変苦労している。しかし、エンゼルスは大谷が2021シーズンに活躍できるかについて非常に楽観的だ」と伝えた。
続けて「この春、マウンドと打席において彼の否定できない才能が全て発揮された。オフシーズンを通して彼は進歩している。これは大谷にとって“二刀流”の役割が担えるという最後のチャンスかもしれない。だが、それが出来るとすれば、おそらく彼しかいない」とし、オープン戦の成績などから大きな期待を寄せている。
一方で76位に入った前田については「彼はツインズでの最初のシーズン(2020年)に最高の年を送った。11試合に登板し、防御率2.70、WHIP0.75を記録。サイ・ヤング賞を受賞したシェーン・ビーバーに続く2位で、キャリア最高の与四球率1.35、ゴロを打たせる割合は49%だった」とし、今季も活躍するとの期待を込めている。