青木宣親所属のロイヤルズ、ポストシーズン負け知らずの6連勝|10月12日MLBクイックニュース
2014/10/12
敵地ボルチモアへ乗り込んでのリーグ優勝決定シリーズ第2戦、青木宣親が所属するカンザスシティ・ロイヤルズは連勝した。
●ボルチモア・オリオールズ4-6○カンザスシティ・ロイヤルズ
まるで昨日のリプレーを見ているような展開だった。
オリオールズの先発はノリス、ロイヤルズはベンチュラ。
ロイヤルズは初回、1死後青木の左前打、ケインの二塁打でノリスを二、三塁と攻め立て、ホスマーが2点タイムリーで先制する。
オリオールズは2回裏にカリブ・ジョセフの犠牲フライで1点を返す。
序盤は点の取り合いに。
ロイヤルズは3回にバトラーのタイムリー二塁打で1点追加すると、その裏、オリオールズはアダム・ジョーンズの2ランホームランで3-3の同点に追いつく。
4回表に、ロイヤルズはムスタカスのポストシーズン4本目の本塁打(ソロ)が出て4-3と1点勝ち越し。
しかし5回裏、オリオールズはネルソン・クルーズの二ゴロの間に1点。4-4。試合は振り出しに戻る。
試合は4-4のままこう着状態となり9回表、ロイヤルズはエスコバーのタイムリー二塁打、ケインのタイムリーで大きな2点が入る。
リードしたロイヤルズはその裏、クローザーのホランドが0点に抑え、逃げ切った。
ロイヤルズはポストシーズン6連勝。オリオールズも打線は活発で勢いがあるが、ロイヤルズはそれを上回っている。
2番右翼で先発した青木宣親。一打席目は前述のとおり先制点のきっかけとなる左前へゴロで抜ける安打、二打席目は良い当たりの中直、アダム・ジョーンズに好捕される。三打席目は投ゴロ、四打席目は四球。一塁に歩いたところで代走のダイソンを送られて退いた。
3打数1安打1四球1得点。昨日と全く同じ成績だった。
ロイヤルズがこのままの勢いでリーグ優勝に王手をかけるか、オリオールズの逆襲はあるのか。
1日置いて日本時間14日からロイヤルズの本拠地、カンザスシティで第3戦が行われる。