大谷翔平、開幕戦は無安打も決勝のホーム踏む エンゼルスは逆転白星スタート
2021/04/02
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ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手は1日(日本時間2日)、本拠地で行われたシカゴ・ホワイトソックスとの開幕戦に「2番・指名打者(DH)」で先発出場。4打数無安打に終わったが、俊足を活かして決勝点となるホームを踏んだ。
今季初打席は初回1死、ホワイトソックスの開幕投手ルーカス・ジオリト投手と対戦。1ボール2ストライクから、チェンジアップでタイミングを外され、空振り三振となった。
1点ビハインドとなった4回1死の第2打席は、初球から内角高めのフォーシームを打ちにいったが、つまって三邪飛。6回の先頭で迎えた第3打席は、甘く入ったスライダーをとらえたが、右翼の正面に飛び、惜しくも右直に終わった。
第4打席は、7回無死一塁の場面で、この回からマウンドに上がった左腕アーロン・バマー投手との対戦となった。1ボール2ストライクからのスライダーを引っかけ、二ゴロかと思われたが、フィルダースチョイスを誘ってチャンス拡大。1死満塁から6番アルバート・プホルスの内野ゴロの間に、快速を飛ばして逆転のホームを踏んだ。
この日の大谷は、4打数無安打の成績。打率.000となっている。
先制を許したエンゼルスは、4回に5番ジャスティン・アップトン外野手の適時打で同点。5回に2点を勝ち越されたが、直後に8番マックス・スタッシ捕手の本塁打で1点差に。膠着状態のまま迎えた8回には、3番マイク・トラウト外野手の適時打、6番プホルスの内野ゴロで逆転。1点のリードを守り、4-3で開幕戦を制した。