【速報】エンゼルス・大谷翔平、”リアル二刀流”での今季初登板は5回途中3失点で降板 打者としては先制のソロ本塁打放つ
2021/04/05
Getty Images
ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手は4日(日本時間5日)、本拠地でのシカゴ・ホワイトソックス戦に「2番・投手」として二刀流出場。打者として第1打席に先制のソロ本塁打を放つ活躍を見せ、投手としてはホワイトソックス打線を4回まで無失点に抑えたが、5回に3点を失い、勝利投手の権利は得られなかった。
打者・大谷は、初回1死の第1打席、ホワイトソックスの先発ディラン・シーズ投手との対戦。その初球、97マイル(約156キロ)のフォーシームに快音を残した。打った瞬間の打球は、右中間スタンドに吸い込まれる先制のソロ本塁打となり、自らを援護した。
2回1死一塁の第2打席は強烈な当たりの中直、5回2死一、三塁の第3打席も二遊間への安打性の打球だったが、シフトの正面を突き、遊ゴロとなった。
この日の打者・大谷は、3打数1安打1本塁打1打点の成績。打率.188、OPS.750(出塁率.188+長打率.563)となっている。
投手・大谷は、初回、先頭の1番ティム・アンダーソン内野手を二ゴロ、2番アダム・イートン外野手を2ボール2ストライクから、91.8マイル(約148キロ)のスプリットで空振り三振。3番ホセ・アブレイユ内野手には四球を与えたが、4番ヨアン・モンカダ内野手を遊ゴロに打ち取り、上々の立ち上がりを見せた。
続く2回は、5番ヤーミン・メルセデス捕手、7番ルイス・ロバート外野手から三振を奪って三者凡退。3回には8番ビリー・ハミルトン外野手に安打と二盗を許し、無死二塁のピンチを背負ったが、後続三者を落ち着いて打ち取り、得点を与えない。
4回も3つのアウトを三振で奪い、無失点とした大谷は5回、1死から9番ニック・マドリガル内野手に安打を許すと、牽制悪送球と2つの四球で2死満塁のピンチ。迎えた4番モンカダの打席間にワイルドピッチで1点を失うと、打席のモンカダを三振に打ち取ったが、パスボールなど守備のミスも重なって二者が生還し、たちまち同点に。ホームのベースカバーに入った大谷は、走者と交錯。やや足を痛めて降板となった。
この日の投手・大谷は、4回2/3(92球)を投げ、被安打2、与四球5、奪三振7、失点3(自責点1)の成績。防御率1.93となっている。
試合は5回裏にエンゼルスが再び勝ち越し、1点リードの展開に変わっている。
【スコア速報】大谷翔平の今季初登板は二刀流! エンゼルス対ホワイトソックスの対戦