大谷翔平、118年ぶり史上3人目の“リアル二刀流”。レッドソックス主砲も称賛「彼はワイルドでクレイジー」【海外の反応】
2021/04/07
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ボストン・レッドソックスのJ.D.マルティネス外野手が”リアル二刀流”の実力を見せつけたロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平投手を称賛した。米紙『リパブリカン』が報じている。
4日(日本時間5日)のシカゴ・ホワイトソックス戦では「2番・投手」として先発出場を果たし、初回1死の第1打席でホワイトソックスのディラン・シーズ投手が投げた97マイル(約156キロ)直球を捉えて右中間に特大アーチ。
投げては最速101マイル(約163キロ)の剛速球を披露し、4回までホワイトソックス打線を無失点に抑える活躍を見せた。「2番・投手」は1903年9月7日のジャック・ダンリービー氏以来118年ぶり。史上3人目となった。
登板翌日の5日(日本時間6日)に行われたヒューストン・アストロズ戦は今季初のベンチスタートに。8回に代打出場すると死球を受けて出塁し、同点となった後にアストロズのユリ・グリエル内野手が悪送球。その間に大谷は快速を生かして鮮やかなスライディングで勝ち越しのホームを踏んだ。また、6日(日本時間7日)の本拠地でのアストロズ戦では今季初のマルチ安打と盗塁を決める活躍を見せている。
マルティネスは大谷について「彼はワイルドだった。ジャンカルロ・スタントンやアーロン・ジャッジを思わせる力強さだったよ。あんなに強烈にボールを打つ選手はいるかな?僕は知らない。そして100マイル(約161キロ)を超える球を投げるんだろ?クレイジーだ。彼のスプリットは最も印象的だったよ。93マイルでナックルボールのように動いていた。あれは印象的だった。彼には沢山の才能がある」と、大谷を褒め称えている。