澤村拓一、1回1/3を無失点でメジャー初ホールド! 4戦連続零封で防御率0.00、レッドソックスは地区首位走る
2021/04/12
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ボストン・レッドソックスの澤村拓一投手は11日(日本時間12日)、敵地でのボルティモア・オリオールズ戦の7回2死からリリーフ登板。1回1/3を無安打無失点に抑え、メジャー初ホールドを記録した。
レッドソックスは、6点リードの7回から2番手オースティン・ブライス投手をマウンドへ。しかし無死から二者連続四球を与え、2番トレイ・マンシーニ内野手に3ラン本塁打を被弾。その後、2死としたところで、3番手として澤村がマウンドに上がった。
澤村は、5番DJ・スチュワート外野手を一飛に打ち取ると、8回も続投。メジャー初のイニング跨ぎとなったが、三飛、中飛で簡単に2死を奪うと、8番ペドロ・セベリーノ捕手にはストレートの四球を与えたが、途中出場の9番ラモン・ウリアス内野手を96.1マイル(約155キロ)の速球で三飛とし、4つのアウトを全てフライアウトで打ち取る投球で、開幕から4試合連続無失点とした。
この日の澤村は、1回1/3(18球)を投げ、被安打0、与四球1、奪三振0、失点0の成績。防御率0.00となっている。
レッドソックスは、3回に2番アレックス・バーデュゴ外野手の3ラン、続く3番J.D.マルティネス外野手のソロ本塁打で4点を先制。5回には、5番ラファエル・デバース内野手の3ラン本塁打などで一挙5点を奪い、リードを広げた。その後は3点差まで迫られたが、8回に3番マルティネス、5番デバースがこの試合2本目の本塁打を放つなど4点を追加。最終的に14-9で勝利を収めた。好調レッドソックスは、ここまで9試合を戦い、6勝3敗。アメリカン・リーグ東地区で単独首位を走っている。