【速報】大谷翔平、2本のタイムリーツーベース含む3安打3打点の猛打賞! エンゼルスは地区単独首位に浮上
2021/04/13
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ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手は12日(日本時間13日)、暦地でのカンザスシティ・ロイヤルズ戦に「2番・指名打者(DH)」で先発出場。5打数3安打3打点とチームを勝利に導く活躍を見せた。
この日3度目となるチャンスの打席で、貴重な2点適時二塁打を放った。
大谷の第4打席は、1点リードに詰め寄られた直後の7回2死二、三塁の場面。右腕のスコット・バーロー投手と対峙し、1ボール1ストライクからの3球目、甘く入った95.1マイル(約153キロ)のシンカーをとらえた。ライナー性の打球は、右翼フェンス直撃のタイムリーツーベース。貴重な追加点が大谷のバットから生まれた。
さらに9回1死一塁で巡ってきた第5打席では、右腕ジェイク・ニューベリー投手と対戦。3ボール1ストライクからの5球目、84.3マイル(約136キロ)のスライダーにやや詰まったが、これが幸いし、左翼の前に落ちる適時二塁打となった。
初回1死の第1打席は、ロイヤルズの先発ブレイディ・シンガー投手の87.9マイル(約141キロ)スライダーを上手く逆方向へ弾き返し、チャンスメイクを見せた。
2点リードの3回無死一、三塁のチャンスで迎えた第2打席は、二併殺打に倒れたが、この間に三塁走者が生還。5回2死二、三塁の第3打席では、遊撃へのゴロが失策を誘い、ともに打点はつかなかったものの、チームに得点をもたらした。
この日の大谷は、5打数3安打3打点2得点の成績。5試合連続安打、今季初の猛打賞と好調をキープしており、打率.333、OPS1.109(出塁率.366+長打率.744)となっている。
エンゼルスは、2回に相手のミスも絡んで2点を先制。3、5回には大谷の打席で1点ずつを奪い、リードを広げた。しかし7回に3点を失い、その差は1点となったが、直後に大谷の2点適時二塁打と暴投で3点を奪い返し、再び4点リードに。9回にも大谷の適時打、3番マイク・トラウトの2ラン本塁打が飛び出し、10-3で大勝した。この勝利で今季の対戦成績を7勝3敗とし、同率1位で並んでいたヒューストン・アストロズが、同日の試合で敗れたため、アメリカン・リーグ西地区の単独首位に浮上した。
【スコア速報】大谷翔平スタメン エンゼルス対ロイヤルズの対戦
大谷翔平の打撃・投手成績データ一覧<2018-2021年シーズン>