大谷翔平がテーピングなしで23球のブルペン投球。次回登板日未定も「マウンドへ戻ることに一歩近づいた」
2021/04/16
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ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平投手が、今季2度目の登板へ向けて一歩近づいたようだ。米メディア『エンゼルス・ネーション』が報じている。
大谷は4日(日本時間5日)に行われたシカゴ・ホワイトソックス戦で「2番・投手」として先発登板し、投げては最速101マイル(約163キロ)の剛速球を披露。打っては初回に先制の第2号本塁打を放ち、“リアル二刀流”の実力を見せつけた。しかし、それ以降は右手中指のマメを潰した影響で登板を見合わせている。
同メディアによると、大谷がカンザスシティ・ロイヤルズ戦の試合前に23球のブルペン投球を行ったという。試合での登板が可能な目安となっているテーピングを巻いていなかったようで、同メディアは「ジョー・マドン監督とエンゼルスは大谷が今週末にピッチングできるかどうかについては何も示さなかったが、テーピングなしで23球を投げることができたのは前向きな展開であり、彼がマウンドへ戻ることに一歩近づいていることを示した」と伝えている。