大谷翔平、復帰登板は右手中指のマメ影響し7四死球「相手より自分自身と向き合う時間の方が長かった」
2021/04/22
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ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平投手は20日(日本時間21日)、本拠地テキサス・レンジャーズ戦で先発登板。4回で7四死球と制球に苦しんだが無失点に抑え、チームは6-2の勝利をおさめた。試合後、大谷は自分の投球を振り返っている。米公式サイト『MLB.com』が報じた。
初回、1死から3連続四球を与え、満塁の局面を迎えたが、後続二者を空振り三振。2回には、先頭の7番ホセ・トレビーノ捕手を88.3マイル(約142キロ)で前の回から三者連続三振に切って取ると、四球や安打を許す場面もあったが、女房役カート・スズキ捕手の二盗阻止にも救われ、失点を免れた。
3、4回も走者を出す展開となるが、要所では得意のスプリットなどで三振を奪い、相手に得点を与えず。この日、大谷は4回(80球)を投げ、被安打1、与四死球7、奪三振7、失点0の成績。防御率1.04、WHIP1.62となった。
同メディアによると、大谷は試合後に「マメの件もありますし、全体的に相手よりも自分自身と向き合っている時間の方が長かったと思います」と語り、マメを気にしながら投球していたことを明かした。ただ「次も投げられそう」と答え、次回登板に影響がないことも明言している。