大谷翔平、快足飛ばした内野安打と1四球で決勝ホーム! エンゼルスは接戦制し"フリーウェイシリーズ"勝ち越し
2021/05/10
Getty Images
ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手は9日(日本時間10日)、本拠地で行われたロサンゼルス・ドジャース戦とのインターリーグに「2番・指名打者(DH)」で先発出場。1安打1四球で2度出塁し、決勝点となるホームを踏んだ。
大谷は初回1死の第1打席で、昨季のサイ・ヤング賞右腕トレバー・バウアー投手と対戦。2ストライクから内角低めの87.5マイル(約141キロ)カッターに中途半端なスイングで遊撃へのゴロとなったが、快足を飛ばして内野安打とした。
さらに3回2死一塁の第2打席では四球を選ぶと、満塁と場面は変わり、4番ジャレット・ウォルシュ内野手の2点適時二塁打でホームイン。結果的にこの試合の決勝点となった。
5回の第3打席は空振り三振、守護神ケンリー・ジャンセン投手と対峙した第4打席は、中飛に倒れた。
この日の大谷は、3打数1安打1得点1四球の成績。打率.276、OPS.952(出塁率.326+長打率.626)となっている。
試合は、投手戦の様相を呈した。エンゼルスは3回に先制を許したが、直後に4番ウォルシュの2点適時打で逆転に成功。6人の継投で1点のリードを守り切った。2-1で勝利したエンゼルスは、“フリーウェイシリーズ”と呼ばれるドジャースとの3連戦を、2勝1敗で勝ち越した。