大谷翔平、3打席連続三振含む5タコ。明日は“リアル二刀流”で先発へ エンゼルスは1点差ゲーム制し2連勝
2021/05/11
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ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手は10日(日本時間11日)、敵地でのヒューストン・アストロズ戦に「2番・指名打者(DH)」で先発出場。3打席連続空振り三振を含む5打数無安打に終わったが、チームは1点差ゲームをものにした。
大谷は初回1死の第1打席、3回2死の第2打席は、アストロズ先発ルイス・ガルシア投手のチェンジアップに空振り三振。5回2死の第3打席は、76.5マイル(約123キロ)のカーブといずれも緩いボールにタイミングが合わず、3打席連続で空振り三振に倒れた。
6回の第4打席は、チームが逆転に成功し、なおも2死一、三塁の場面で迎えたが、変わった左腕ブルックス・レイリー投手に二ゴロ。第5打席も8回2死三塁と追加点のチャンスだったが、ルーキー左腕ケント・エマニュエル投手の前に一ゴロに終わった。
この日の大谷は、5打数無安打の成績。打率.266、OPS.915(出塁率.314+長打率.602)となっている。
先制を許したエンゼルスだったが、4回に4番ジャレッド・ウォルシュ内野手の適時二塁打で1点を返すと、再び3点差となった直後の6回に猛攻。4番ウォルシュ、5番ジャスティン・アップトン外野手の連続本塁打と、8番フィル・ゴセリン内野手、9番ドリュー・ブテラ捕手の連続適時打で一挙4点を奪い、逆転に成功した。以降は膠着状態となったが、リリーフ陣がリードを守り切り、5-4で勝利。接戦を制し、連勝を飾った。
また、大谷は明日11日(同12日)のアストロズ戦で今季4度目の先発登板予定。“リアル二刀流”起用が有力視されている。