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大谷翔平、“リアル二刀流”で7回10奪三振1失点もエンゼルスは敗戦 打者として1安打、8回から右翼のポジションへ

2021/05/12

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 ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手は11日(日本時間12日)、敵地でのヒューストン・アストロズ戦に「2番・投手」で二刀流出場。投げては7回10奪三振1失点の好投も、勝敗は付かず。 8回裏の守備からは右翼のポジションへ就いた。また、打っても1安打を放ったが、試合は1-5で敗れた。
 

 
 先発マウンドに上がった大谷は初回、先頭打者に安打を打たれたが、2番アレドミス・ディアス内野手を連続三振とするなど後続を断つと、2回は2死後に四球を与えるも無失点。3回は三者凡退に抑える抜群の立ち上がりを見せた。
 
 さらに4回は、圧巻の投球。先頭の3番ブラントリーは安打で出塁を許すも、4番ヨーダン・アルバレス外野手、5番ユリ・グリエル内野手、6番カルロス・コレア内野手からいずれも140キロを超えるスプリットで3者連続三振を奪った、

 続く5回、ここまで危なげなく無失点投球を続けていた大谷だったが、先頭の7番カイル・タッカー外野手に96.1マイル(約155キロ)のフォーシームを完璧にとらえられ、左翼への先制本塁打を献上。しかし後続は難なく抑え、追加点は許さなかった。
 
 6回を無失点に抑えた大谷は、7回も続投。三者凡退で終え、8回からは右翼の守備へ就いた。
 
 一方の打撃では、アストロズ先発ランス・マッカラーズJr.投手と3打席対戦。第1打席は二ゴロ、第2打席は空振り三振となったが、7回無死の第3打席で、2球目の83.8マイル(約135キロ)チェンジアップを上手くバットに乗せ、右安打でチャンスメイクを見せた。
 
 さらに9回1死の場面で第4打席が巡ってきたが、2番手ライアン・プレスリー投手の前に見逃し三振に倒れた。
 
 この日の投手・大谷は、6回(88球)を投げ、被安打4、被本塁打1、与四死球1、奪三振10、失点1の成績。防御率2.10、WHIP1.21。
 
 打者・大谷は、4打数1安打の成績。打率.265、OPS.903(出塁率.312+長打率.591)となっている。
 
 エンゼルスは、1点ビハインドの8回に7番テイラー・ウォード内野手のソロ本塁打で追いついたが、8回にリリーフ陣が4点を失い、1-5で敗戦。連勝は2でストップした。

 
 
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