【速報】菊池雄星、7回途中11奪三振1失点の好投! 勝利投手の権利持ち降板、マリナーズ3点リードの展開
2021/05/12
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シアトル・マリナーズの菊池雄星投手は11日(日本時間12日)、敵地で行われたロサンゼルス・ドジャースとのインターリーグに先発登板。7回途中を11奪三振1失点の投球内容で、勝利投手の権利を持ったままマウンドを後にした。
菊池は1点の援護をもらった1回裏を三者凡退。2回は無死一、二塁のピンチを迎えたが、無失点でしのぐと、3回も2三振を奪って3人で終える上々の立ち上がりを見せた。
しかし3点リードに変わった4回、2死から5番マックス・マンシー内野手にソロ本塁打を被弾。さらに5番クリス・テイラー外野手には三塁打を打たれたが、後続を断って最少失点でとどめた。
続く5回も、2死からスコアリングポジションに走者を背負ったが、無失点。クリーンアップと対峙した6回は、打撃好調の3番ジャスティン・ターナー内野手を87.7マイル(約141キロ)のチェンジアップ、前の打席で本塁打を許した5番マンシーからは90.5マイル(約146キロ)のカッターで2桁10個目の三振を奪う圧巻の投球を見せた。
6回終了時点で球数90球を超えていた菊池だったが、7回も続投。1死一、二塁のピンチを迎えたところで、リリーフ陣に後を託した。
この日の菊池は、6回1/3(106球)を投げ、被安打6、被本塁打1、与四死球1、奪三振11、失点1の成績。防御率3.89、WHIP1.09となっている。
また、指名打者(DH)制のないナショナル・リーグの本拠地のため、菊池も9番打者として打席へ。ドジャース先発ウォーカー・ビューラー投手に対して2打席連続三振に倒れた。
試合は7回裏ドジャースの攻撃中。4-1でマリナーズが3点をリードしている。