ダルビッシュ有、7回零封で今季4勝目! 圧巻の10K無四球、パドレスは4連勝
2021/05/18
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サンディエゴ・パドレスのダルビッシュ有投手は17日(日本時間18日)、本拠地でのコロラド・ロッキーズ戦に先発登板。7回10奪三振無失点の快投を披露し、今季4勝目を挙げた。
初回を無失点としたダルビッシュは3点の援護をもらった2回、2死から二塁打を打たれたが、8番ドム・ヌニェス捕手を95.6マイル(約154キロ)のシンカーで見逃し三振を奪い、ピンチを脱出。続く3回は三者凡退とすると、4回には先頭の3番トレバー・ストーリー内野手の安打と二盗で、再びスコアリングポジションに走者を背負ったが、後続を切って無失点で切り抜けた。
勝利投手の権利がかかった5回は、圧巻のピッチング。先頭打者には安打を打たれたが、8番ヌニェスは79.1マイル(約127キロ)のナックルカーブで空振り三振、9番ジョン・グレイ投手を3バント失敗すると、1番ライメル・タピア外野手も三球三振に仕留め、結果的に3連続三振に抑え込んだ。
6回も三者凡退としたダルビッシュは、その裏の打席で、左腕ルーカス・ギルブレス投手から移籍後初安打となる二塁打をマーク。相手のミスもあり、移籍後初得点も記録した。
7回のマウンドは、無死から安打を許すも、6番ヨナサン・ダザ外野手を空振り三振、2安打の7番ギャレット・ハンプソン外野手を三併殺打に打ち取った。
この日のダルビッシュは、7回(81球)を投げ、被安打4、与四死球0、奪三振10、失点0の成績で4勝目(1敗)。防御率1.81、WHIP0.88となっている。
パドレスは、初回に2番マニー・マチャド内野手の2ラン本塁打などで3点を先制。4、6回にも2点ずつを追加し、試合の主導権を握った。投げては先発ダルビッシュが7回無失点、後を受けたナビル・クリスマト投手も2回を無失点で抑え、7-0で零封勝利。連勝を4に伸ばした。