ダルビッシュ有、6回途中2失点で今季6勝目! 打撃でも2打数2安打と投打で貢献
2021/06/04
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サンディエゴ・パドレスのダルビッシュ有投手は3日(日本時間4日)、本拠地ニューヨーク・メッツ戦に先発登板。6回途中2失点の投球内容で今季6勝目を挙げ、打っては2打数2安打の活躍を見せた。
前回登板の雪辱を期すマウンドに上がり、チームの連敗を止めた。
ダルビッシュは初回の立ち上がり、制球にやや苦しみながらも三者凡退。2回には先頭の4番ドミニク・スミス内野手、続く5番ビリー・マッキニー外野手を連続三振とすると、次打者には四球を出し、7番メイソン・ウィリアムズ外野手にも9球粘られたが、最後は84マイル(約135キロ)のスライダーで仕留め、アウト3つを全て空振り三振で奪う投球を見せた。
直後の第1打席では、今季2本目の安打を記録。投球にも好影響をもたらし、3、4回を三者凡退とすると、一塁に走者を置いた第2打席では、バントの構えからヒッティングに切り替え、右翼線への二塁打で3点目へと結びつけた。
ダルビッシュは勝利投手の権利がかかった5回、2死一、二塁のピンチを背負うも無失点。しかし4点リードに変わった6回、1死から2番フランシスコ・リンドーア内野手に安打を許すと、続く3番ジェームス・マッキャン捕手に甘く入ったスライダーを弾き返され、2ラン本塁打を献上した。さらに、次打者に死球を与えたところで降板となった。
この日のダルビッシュは、5回1/3(90球)を投げ、被安打4、被本塁打1、与四死球2、奪三振5、失点2の成績で6勝目(1敗)。防御率2.25、WHIP0.93となっている。
パドレスは、3回に4番フェルナンド・タティスJr.内野手がメジャートップに並ぶ17号2ランを放ち先制。4、5回にも1点ずつを加え、試合を優位に進めた。しかし6回に2点を失うと、その後は打線も得点を奪えず。終盤には1点差まで詰め寄られたが、投手陣が何とかリードを守り切った。4-3で勝利したパドレスは、連敗を4で止めた。