【MLB】「本来のクマが戻った」今季5勝目の岩隈、好調の要因 データが物語る制球力の復活
ノーヒットノーランの再現はさすがにならなかったが、岩隈久志はまたしても安定した投球を見せた。この好調さの要因は、本来の冴えを取り戻した制球力のようだ。
2015/08/20
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ノーヒッター後も安定の投球
8月12日のオリオールズ戦でノーヒッターを達成し、週間MVP(10~16日)にも選出されたマリナーズの岩隈久志は、18日の敵地でのレンジャーズ戦でも好投を見せた。ノーヒッター後というプレッシャーのかかる登板ながら、7回を5安打、6奪三振、1四球で2失点。自身3連勝で、4連続クオリティスタートとなった。スポーツブログのポータルサイト『SBネーション』のマリナーズブログ『ルックアウト・ランディング』は、好調の理由を科学的に分析している。
Tonight’s baseball game was all about Hisashi Iwakuma. How would he respond in his first start since hurling a no-hitter? Would he be able to go deep into the game and give some relief to an overworked bullpen? Would he avoid giving up a ton of runs/dingers to a hot-hitting Texas team? Would the 97 degree temperature negatively affect his performance? Would the bear be able or would the bear be unbearable?
今晩のゲームの関心は、岩隈久志に集約されていた。ノーヒッターの次回登板で、どんな投球を見せるか?長いイニングを投げて、負担が増しているブルペンに休息を与えることができるか?強力打線のテキサス相手に、被弾による大量失点を避けることができるか?華氏97度(摂氏約36度)の気温はパフォーマンスに悪影響はないか?クマ(bear)はこの状況を耐え凌ぐことができる(bearable)か、それともできない(unbearable)か?
そして、それらの疑問に対する答えは、Well!(素晴らしいものだった)、Yes!(そのとおり)、Mostly!(ほぼそうできた)、Nope!(全く影響はなかった)、Very bearable!(しっかり絶え凌いだ)としている。