ダルビッシュ有、古巣相手に7回8奪三振2失点の好投も2敗目 パドレスは打線沈黙で連敗
2021/06/10
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サンディエゴ・パドレスのダルビッシュ有投手は9日(日本時間10日)、本拠地で行われたシカゴ・カブス戦に先発登板。7回8奪三振2失点の好投を見せたが、打線の援護なく今季2敗目を喫した。
古巣カブス相手にハイ・クオリティ・スタート(HQS)達成の好投を見せるも、敗戦投手となった。
ダルビッシュは、初回から奪三振ショーを演じる。先頭のジョク・ピーダーソン外野手、2番イアン・ハップ外野手を連続三振とすると、2回は4番アンソニー・リゾ内野手を96.4マイル(約155キロ)のフォーシーム、続くラファエル・オルテガ外野手を81.4マイル(約131キロ)のナックルカーブで空三振。3回にも9番ジェイク・アリエタ投手から見三振を奪い、3回までパーフェクトピッチングを見せた。
しかし1点リードをもらった4回、先頭打者のピーダーソンにソロ本塁打を被弾し、同点に追いつかれた。
5、6回は走者を出すも無失点としたダルビッシュは、7回も続投。先頭の2番ハップに四球を与えると、続くパトリック・ウィズダム内野手に安打を打たれ、無死一、三塁のピンチ。4番リゾは打ち取るも、二併殺打の間に勝ち越し点を献上し、この回を終えたところでマウンドを後にした。
この日のダルビッシュは、7回(100球)を投げ、被安打3、被本塁打1、与四死球2、奪三振8、失点2の成績で2敗目(6勝)防御率2.28、WHIP0.91となっている。
パドレスは、3回にマニー・マチャドの適時打で1点を先制。しかし4回に同点、7回に逆転されると、打線も反撃できず。8回にも1点を追加され、1-3で敗戦。連敗を喫し、カブスとの3連戦は1勝2敗の結果となった。