大谷翔平、25号ソロ含む3安打3打点&盗塁! サイクル未遂の大活躍、エンゼルスは連敗脱出
2021/06/28
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ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平投手は27日(日本時間28日)、敵地で行われたタンパベイ・レイズ戦に「2番・指名打者(DH)」でスタメン出場。第25号ソロ本塁打を含む3安打3打点の猛打賞、さらには盗塁を決めるなど躍動し、チームの連敗ストップの立役者となった。
滞空時間の長い放物線を描いた打球は、左中間スタンドへと消えた。
大谷は1点リードとなった9回の第5打席、右腕ピート・フェアバンクス投手と対戦。2ボール1ストライクからの4球目、内角の94.8マイル(約153キロ)フォーシームをとらえた。高く舞い上がった打球は、左中間スタンドに飛び込む第25号ソロ本塁打。リードを広げる貴重な1本となった。
同点で迎えた6回無死一塁の第3打席は、先発左腕ライアン・ヤーブロー投手から右翼の頭上を越える逆転適時二塁打をマーク。1点ビハインドに変わった7回2死二塁の第4打席では、左腕ジェフリー・スプリングス投手のスライダーを右翼線へ弾き返し、快足を飛ばした同点適時三塁打を放った。
また、初回の第1打席では空三振に倒れたが、4回の第2打席では四球を選び、次打者の打席間で二盗に成功し、今季11個目の盗塁を記録。その後、先制のホームを踏んだ。
この日の大谷は、4打数3安打3打点1本塁打1四球1盗塁の成績。打率.277、OPS1.031(出塁率.363+長打率.668)となっている。
試合は、中盤から点の取り合いとなった。エンゼルスは2点ビハインドの7回にフアン・ラガーレス外野手の適時打、大谷の適時三塁打で同点。8回にはフィル・ゴセリン内野手のソロ本塁打で勝ち越すと、9回の大谷のソロ本塁打でリードを広げ、6-4で勝利。連敗を5でストップした。