大谷翔平が今季最高105球の力投! マドン監督が称賛「彼は最後まで全力を尽くした」
2021/06/25
Getty Images
ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平投手は23日(日本時間24日)、本拠地サンフランシスコ・ジャイアンツ戦で「2番・投手」として投打同時出場。投げては6回9奪三振1失点の力投を見せ、ジョー・マドン監督が称賛した。米公式サイト『MLB.com』が報じている。
投手・大谷は初回に1死一、二塁のピンチを招きながら、ブランドン・ベルト内野手をスライダーで空振り三振、ブランドン・クロフォード内野手を右直に仕留めて無失点に。4回まで無失点を続けたが、5回にマイク・ヤストレムスキー外野手にソロ本塁打を打たれて被弾。その後の追加点は許さず1失点で乗り切ると、6回は三者凡退で終えて降板した。
打っては初回の第1打席でジャイアンツのケビン・ゴーズマン投手と対峙し、この回は一ゴロに倒れた。3回の第2打席は空振り三振を喫し、5回の第3打席も2打席連続の三振となった。
大谷の今季最高の投球数は93球だったが、この日は105球を投げている。これは2018年5月20日の試合で110球を投げて以来、最も多い投球数だ。同メディアによると、マドン監督は大谷について「彼は最後まで全力を尽くした。試合中にさらに良くなって、より強く投げられるようになった。彼は本当にやりたいと思っていたし、試合中にあんなに伸びたのだから、できると感じたよ。彼のために全てが整っていると思った」と語り、称賛した。