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ダルビッシュ有、6回7K1失点も救援崩れ今季8勝目逃す パドレスは逆転勝利でカード勝ち越し

2021/06/28

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 サンディエゴ・パドレスのダルビッシュ有投手は27日(日本時間28日)、本拠地で行われたアリゾナ・ダイヤモンドバックス戦に先発登板。6回7奪三振1失点の好投を見せるも、リリーフが崩れて今季8勝目は逃した。
 

 
 ダルビッシュは、初回からエンジン全開。先頭のジョシュ・バンメーター内野手を89.2マイル(約144キロ)のカッター、続くパビン・スミス外野手を96.1マイル(約155キロ)のフォーシーム、さらにアズドルバル・カブレラ内野手を86.7マイル(約140キロ)のスプリットで3者連続三振を奪う完璧な投球を見せた。

 2点の援護をもらった2回は、2死から二塁打を打たれるも無失点。3回にも2者連続三振などで三者凡退に打ち取り、順調な立ち上がりを見せた。
 
 しかし4回、先頭打者に二塁打、1死から安打で繋がれ一、三塁のピンチを背負うと、ワイルドピッチで失点。その後、再び1死一、三塁の局面を迎えたが、ジョシュ・レディック外野手を6-4-3の併殺打に打ち取り、この回を最少失点で凌いだ。
 
 続く5回も得点圏に走者を背負ったが、後続を打ち取り無失点。6回のマウンドは、先頭打者に安打を打たれたが、後続3者を外野フライに切って取り、リリーフ陣に後を託した。
 
 この日のダルビッシュは、6回(93球)を投げ、被安打6、与四死球1、奪三振7、失点1の成績。防御率2.44、WHIP0.94となっている。 
 
 パドレスは、1点リードの7回に左腕ティム・ヒル投手がマウンドに上がるも、失策なども絡んで3失点。2点ビハインドの展開に変わったが、直後にトレント・グリシャム外野手、フェルナンド・タティスJr.内野手の適時二塁打などで逆転に成功した。その後は1点のリードを守り切り、6-5で勝利。ダイヤモンドバックスとの3連戦を2勝1敗とし、カード勝ち越しを決めた。

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