【MLB】田中に朗報? ヤンキース、ピネイダ復帰と強行日程で6人ローテーション実施へ
ヤンキースはマイケル・ピネイダのDLからの復帰以降、今後の強行日程も考慮し先発は6人でまわすようだ。中5日のインターバルが確約されることは、田中将大にとっても大いにプラスだろう。
2015/08/25
Getty Images
中5日が確保される田中にはプラスに
先発を6人の投手でまわす意図の背景には、これから先の強行日程もある。現在ヤンキースは16連戦中で、24日以降の閉幕までの42日間で39試合を消化しなければならない。
As Pineda’s return was approaching, Girardi did say that a six-man rotation during the month of September was a strong possibility. With a long stretch of games, including a 17 consecutive game streak to end the season, providing extra rest for the starting pitching could be beneficial, especially being that the team is in a very tight playoff race at the moment.
ピネイダの復帰が近づくと、ジラルディは9月に6人ローテーションを採用する可能性は大いにあると述べるようになっていた。シーズン最後は17連戦であるなど強行日程が続く中、特に現在プレーオフに向け熾烈な争いを繰り広げていることを考慮すると、先発陣に通常より長い休みを与えることは意義がある。
田中は、6月初旬のDL明け以降は基本的に中5日以上で起用されていた。中4日登板となった8月9日のブルージェイズ戦では、6回2失点のクオリティスタートも2本の本塁打を献上しており、ジラルディ監督はわずか80球で降板させている。6人ローテーションで中5日が確保されることは、特に田中にとって朗報だろう。
サバシアの離脱は痛いが、ピネイダの復帰は戦力面で大いにプラスだ。今季19度の先発で、この右腕は9勝7敗、防御率は3.97だ。ここまで被打率は良くないが(118回で129本)、ほぼイニング数に匹敵する三振を奪っている。
23日のインディアンス戦で敗れたヤンキースは、13日以来の2位に転落した。3年ぶりの地区優勝に向け、新ローテーションの効果のほどが注目される。
出典:”Michael Pineda to return from DL on Wednesday”@ Bronx Pinstripes by Nicholas Delahanty in Aug. 22 2015