大谷翔平、日本人最多タイの31号ソロ! 140メートルの特大弾、エンゼルスはサヨナラで4連勝
2021/07/05
Getty Images
ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手は4日(日本時間5日)、本拠地で行われたボルティモア・オリオールズ戦に「2番・指名打者(DH)」でスタメン出場。第2打席に今季31号本塁打を放ち、チームのサヨナラ勝ちに貢献した。
飛距離459フィート(約140メートル)の特大弾で、松井秀喜氏(当時ニューヨーク・ヤンキース)の持つMLBの日本人シーズン最多本塁打記録に並んだ。
大谷は2点リードの3回1死で迎えた第2打席で、先発右腕トーマス・エシェルマン投手と対戦。2ボール2ストライクからの5球目、78.3マイル(約126キロ)のスライダーを完璧に弾き返した。打球はバックスクリーンへ飛び込む特大の31号ソロホームラン。リードを3点に広げた。
初回の第1打席は空三振、5回の第3打席も左腕ザック・ロウザー投手に空三振。同点の展開に変わった7回の第4打席は、左腕タナー・スコット投手の前に中飛となった。
この日の大谷は、4打数1安打1本塁打1打点の成績。打率.278、OPS1.070(出塁率.366+長打率.704)となっている。
エンゼルスは、初回にジャレッド・ウォルシュ内野手の適時二塁打などで2点を先制。 3回にも大谷のソロ本塁打などで2点を追加し、試合の主導権を握った。しかし、6回に一挙4失点を喫し、同点。さらに9回表に逆転を許し、最後の攻撃を迎えた。9回裏のエンゼルスは、四球と連続安打で無死満塁のチャンスを作り、フアン・ラガーレス外野手の2点適時二塁打でサヨナラ勝利。劇的な結末で連勝を4に伸ばした。