【MLB】1万打席、500盗塁、3000本……戦力・集客の両面で貢献のイチロー、来季契約更新は現実路線
日米で常にトッププレーヤーとして走り続けるイチローに、さまざまな節目の記録が訪れている。その中でファンが最も注目している記録はメジャー通算3000本であろう。8月に安打を積み重ねたイチローは、来季、達成の道筋をほぼつけたと言える。マーリンズは来季契約更新へ前向きなようだ。
2015/08/25
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続々と近づく節目の記録
マーリンズ・イチローの節目の記録はとどまるところを知らない。
24日、本拠地でのパイレーツ戦は3打数無安打1四球で終わったが、この4打席でメジャー通算9999打席に。また新たな金字塔となる通算1万打席到達に、王手をかけた。
到達が近いのはそれだけではない。
メジャー通算500盗塁には、あと「3」。また、日米通算2000得点には、あと「2」としている。他にも、日米通算114三塁打は、日本選手歴代最多の福本豊氏の115三塁打へ、あと「1」に迫っている。
8月に入ってからの再加速が、これらの節目到達を後押ししている。
7月は月間自己ワーストの打率.195(77打数15安打)の大スランプを味わったが、24日までに8月は月間打率.324(68打数22安打)をマーク。月間22安打は、5月の18安打を抜いて、すでに今季自己最多。劇的なV字回復を演じてみせた。
ただ、イチロー自身、それらの節目に到達しても、多くのことを語ることはない。現在見据える唯一にして最大の目標。それはあと「77」本と、いよいよ現実的な数字となりつつあるメジャー通算3000安打に他ならない。
3000安打という数字について、今年1月のマーリンズ入団会見では「数字はもちろん大切なもの。これがなくては現役を続けていくことはできない。ただ、それがすべてではない。節目の数字をクリアすることは大事なことだが、その目標があるからというだけでプレーを続けるのではない」と語っていた。そのためにキャリアを積み重ねたわけではないが、いくつもあるモチベーションの中の大きな一つであるのは確かだ。
ここにきて、マーリンズ球団内部でもイチローとの来季契約更新へ前向きな議論が進んでいると伝わってきている。
5月までGMを務めていたダン・ジェニングズ監督は「球団内で議論されていることは知っている。今後も数々のマイルストーンを達成していくことは間違いないからね」と明かす。