大谷翔平、“ゴジラ”超えの第32号本塁打に感慨「彼を超えるのはとても名誉なこと」
2021/07/09
Getty Images
ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平投手は7日(日本時間8日)、本拠地ボストン・レッドソックス戦で「2番・指名打者(DH)」として先発出場。この試合で、日本人のシーズン最多本塁打記録を更新する第32号本塁打を放った。試合後に松井秀喜氏の記録を塗り替えたことに言及したと、米公式サイト『MLB.com』が伝えている。
大谷は初回の第1打席でレッドソックスのエドゥアルド・ロドリゲス投手と対戦。この回は左前打を放つも、2回の第2打席は空振り三振だった。それでも5回の第3打席、カウント2-2から左腕ロドリゲスの投球を完璧に捉え、右翼席に飛び込む特大アーチ。第32号本塁打を記録したことにより、松井秀喜(ニューヨーク・ヤンキース)が2004年にマークした日本人のシーズン最多本塁打記録を更新している。
同メディアによると、大谷は試合後に松井秀喜氏の記録を塗り替えたことに言及し「僕は子供の頃に彼が成長していく姿をずっと見ていました。だから、松井秀喜さんを追い越すことは、とても名誉なことなのです」と、通訳を通じて語ったという。