大谷翔平、3戦ぶりマルチ安打&四球! 前半戦は外国人最多タイ33本塁打で終了、エンゼルスは連敗脱出
2021/07/12
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ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平投手は11日(日本時間12日)、敵地で行われたシアトル・マリナーズ戦に「2番・指名打者(DH)」でスタメン出場。マルチ安打の活躍でチームの勝利に貢献した。
大谷は初回1死の第1打席で先発左腕ヘクター・サンティアゴ投手が投じた初球の87.1マイル(約140キロ)シンカーを捉え、右翼線への二塁打で出塁。先制点には結びつかなかったが、チャンスメイクを見せた。
さらに3点リードに変わった7回1死一塁の第4打席では、右腕エリック・スワンソン投手から一塁強襲の内野安打を放った。
3回の第2打席は空三振、5回の第3打席は左腕アンソニー・ミセビッチ投手の前に左飛。9回無死一塁で迎えた第5打席では、右腕ラファエル・モンテロ投手から四球を選び、フィル・ゴセリン外野手の犠飛で6点目のホームを踏んだ。
この日の大谷は、4打数2安打1得点1四球の成績で、打率.279、OPS1.062(出塁率.364+長打率.698)。打者としては、メジャーリーグの外国人選手歴代最多タイとなる33本塁打でシーズン前半戦を終了した。
初回に先制を許したエンゼルスだったが、3回にデビッド・フレッチャー内野手のソロ本塁打で同点。5回にはフレッチャーの2点適時打で逆転に成功した。投げては先発ホセ・スアレス投手が5回1失点の好投を見せると、打線も7回に1点、9回に3点と効果的に得点を挙げ、7-1で勝利。連敗を2で止めた。