大谷翔平、オールスター戦初の“二刀流”。キャッシュ監督が計らいも「ルールを調整するよう頼んだ」
2021/07/13
Getty Images
ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平投手は13日(日本時間14日)に行われるオールスター戦で二刀流出場を果たす予定だ。それに先駆け、ア・リーグを指揮するケビン・キャッシュ監督が大谷について言及した。米公式サイト『MLB.com』が報じている。
米公式サイト『MLB.com』は1日(同2日)、オールスター戦の先発出場野手を決めるファン投票の最終結果を発表。大谷は部門1位の得票率63%を獲得しア・リーグ指名打者(DH)部門で選出された。さらに、選手間投票で先発投手部門でも選出されたことで、史上初の二刀流でオールスター戦に出場することになった。
同メディアによると、キャッシュ監督は大谷について「これはファンが見たいものだ。個人的にも見たいと思っている。世代を超えた才能を持つ選手と一緒に何かをする機会を得たことは、とてもスペシャルなこと。私はメジャーリーグに、この試合のルールを調整するように頼んだ」と語っている。今回のオールスター戦は指名打者制を解除しなくて済む特別ルールが適用されており、大谷は登板を終えた後も打者として試合に残れるようになっている。