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大谷翔平、日本人史上2人目の球宴勝利投手に! 最速161キロ計測で1回三者凡退斬り、ア・リーグはオールスター8連勝

2021/07/14

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<MLBオールスターゲーム2021 ア・リーグ 5-2 ナ・リーグ>(クアーズ・フィールド)
 

 
 「MLBオールスターゲーム2021」が13日(日本時間14日)に開催された。試合は、アメリカン・リーグが接戦を制し、5-2でナショナル・リーグに勝利。連勝を8に伸ばした。ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平投手は、先発投手と「1番・指名打者(DH)として異例の投打二刀流出場。投手として1回無失点の投球内容で、2019年の田中将大投手(当時ニューヨーク・ヤンキース)に続き2大会連続、日本人2人目の球宴勝利投手となった。

 先発マウンドに上がった大谷は、先頭のフェルナンド・タティスJr内野手(サンディエゴ・パドレス)を83.4マイル(約134キロ)カッターで左飛、2番マックス・マンシー内野手(ロサンゼルス・ドジャース)を96.6マイル(約155キロ)フォーシームでつまらせ二ゴロ。そして、3番ノーラン・アレナド(セントルイス・カージナルス)は最速100.2マイル(約161キロ)を計測するなど速球で押し込み、最後は89.9マイル(約145キロ)スプリットで遊ゴロに打ち取り、ナ・リーグの強打者達を三者凡退に抑え込んだ。
 
 試合が動いたのは2回、ア・リーグは無死から四球と二塁打で二、三塁のチャンスを作ると、6番マーカス・セミエン内野手(トロント・ブルージェイズ)の三塁内野安打で1点を先制。3回には、2番ブラディミール・ゲレーロJr内野手(ブルージェイズ)のソロ本塁打が飛び出し、リードを広げた。
 
 さらに5回、無死から二塁打と失策で一、三塁となると、1死からゲレーロJrの二ゴロ、3番ザンダー・ボガーツ内野手(ボストン・レッドソックス)の適時打で2点を追加したが、直後にナ・リーグが、1死から7番J.T.リアルミュート捕手(フィラデルフィア・フィリーズ)のソロ本塁打で反撃の狼煙を上げた。
 
 続く6回、ア・リーグがマイク・ズニーノ捕手(タンパベイ・レイズ)のソロ本塁打で突き放しにかかったが、ナ・リーグも2死から2四球などで満塁のチャンスを迎え、パスボールで再び3点差とした。
 
 その後は、両チーム無得点のまま試合は最終回へ。ア・リーグは2死三塁とダメ押しのチャンスを作るも無得点。後がないナ・リーグだったが、シカゴ・ホワイトソックスの守護神リアム・ヘンドリックス投手から得点を奪えず、5-2でア・リーグが勝利を収めた。。
 
 また、大谷の打席内容は二ゴロ、一ゴロで2打数無安打。オールスター初出場で初安打とはならなかった。
 
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