大谷翔平の“二刀流”にリアルミュート捕手が驚愕「両方をこなすことが出来ているという事実に…」
2021/07/15
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ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平投手は13日(日本時間14日)、MLBオールスターゲーム2021で「1番・指名打者(DH)」兼先発投手として出場し、投げては1回無失点の好投を披露した。ナ・リーグのJ.T.リアルミュート捕手(フィラデルフィア・フィリーズ)が大谷の印象について語っている。米公式サイト『MLB.com』が報じた。
打席に立った大谷は第1打席でナ・リーグ先発のマックス・シャーザー投手(ワシントン・ナショナルズ)と対戦し、二ゴロに打ち取られた。その裏で、投手・大谷は先頭のフェルナンド・タティスJr内野手(サンディエゴ・パドレス)を左飛、2番マックス・マンシー内野手(ロサンゼルス・ドジャース)を二ゴロ、3番ノーラン・アレナド(セントルイス・カージナルス)を遊ゴロに打ち取り、三者凡退の1回無失点に抑え込む。
3回の第2打席では、右腕コービン・バーンズ投手(ミルウォーキー・ブリュワーズ)と対戦し、一ゴロに倒れた。打席内容は二ゴロ、一ゴロで2打数無安打となるも、ア・リーグが5-2でナ・リーグを破り、先発した大谷が勝利投手になった。
同メディアによると、リアルミュート捕手が大谷について言及し「彼は信じられないような野球選手だ。投打の両方で成功を収めるなんて、これまでになかったこと。僕たちが見ていて楽しいのは、片方をこなすのがどれだけ大変かを知っているから。投手と密接に仕事をしていれば、彼らがどれだけ投手の仕事に努力を重ねているかわかる。彼が両方をこなすことが出来ているという事実には驚かされるよ」と語ったという。