“花巻東対決”は菊地雄星が大谷翔平を3打席抑え込むも…エンゼルス打線が菊池から7得点
2021/07/18
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ロサンゼルス・エンゼルスとシアトル・マリナーズは17日(日本時間18日)、エンゼルス本拠地で対戦。菊池雄星は先発登板、大谷翔平は「2番・指名打者(DH)」でそれぞれラインアップに名を連ね、“花巻東対決”がこの日も実現した。
菊池は1回裏、先頭のフレッチャーにいきなり二塁打を浴び、無死二塁で大谷の打席を迎えた。しかし、このピンチにも動じず大谷をスライダー中心の攻めで翻弄し、遊飛に打ち取ると、後続も断って初回を無失点に切り抜けた。
だが、菊池は2回、2死満塁のピンチでフレッチャーの走者一掃適時二塁打で3点を献上。さらに得点圏で大谷を迎えたが、最後は95.6マイル(約154キロ)の速球で見逃し三振に仕留め、ここでも“後輩”を抑え込んだ。
挽回したい大谷だったが、エンゼルス5点リードで迎えた第3打席では、菊池のスライダーを前にバットが空を切り空振り三振となった。
一方、菊池はエンゼルス打線に5回で7点を奪われ、この回までで降板。直接対決では菊池に軍配が上がったものの、試合では苦い登板となった。