大谷翔平、WBCのラストシーンは統計的にも伝説に! 米メディアが驚き「トラウトがこれほどまでに…」【海外の反応】
2023/03/23
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侍ジャパン 最新情報
ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)決勝で侍ジャパンは米国代表と対戦。3-2の勝利をおさめ、2009年以来3大会ぶり3度目の優勝を果たした。大谷翔平選手とマイク・トラウト外野手のチームメイト対決が特に注目されたが、統計で見ても非常に珍しい終わり方だったようだ。米メディア『NBCベイエリア』が報じている。
侍ジャパンが1点差でリードして迎えた9回表、二死走者なしの状況で米国代表のトラウトが打席に立った。一発出れば同点の場面で、二刀流の投手・大谷は、昨季ロサンゼルス・エンゼルスで本塁打ランキング2位の40本塁打を記録したトラウトを空振り三振に仕留めている。
同メディアによると、トラウトがMLBで打席に立った6174回のうち、3球をスイングして外したのは、わずか24回だという。これは12年間のプロキャリアにおいて、1シーズンあたり平均2回の発生を意味するようだ。つまり、滅多に3回も空振りしないトラウトを、投手・大谷が仕留めたことになる。
同メディアは「トラウトが、これほどまでに圧倒された表情で打席に立つのは、そうそうあることではない」とし、「大谷がトラウトから奪った三振は、伝説的な瞬間だったが、この統計が、さらに信じられないものにしている」と伝えた。
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