大谷翔平選手をはじめとした日本人メジャーリーガーを中心にメジャーリーグ・日本プロ野球はもちろん、社会人・大学・高校野球まで幅広いカテゴリーの情報を、多角的な視点で発信する野球専門メディアです。世界的に注目されている情報を数多く発信しています。ベースボールチャンネル



Home » ニュース » 侍J、ホークスとの練習試合で完封負け。投打ともに課題が残る試合に

侍J、ホークスとの練習試合で完封負け。投打ともに課題が残る試合に

2017/02/25

text By

photo

Getty Images



侍ジャパン 0-2 福岡ソフトバンクホークス
 
 侍ジャパン対福岡ソフトバンクホークスの練習試合が25日、KIRISHIMAサンマリンスタジアム宮崎で行われた。
 
 侍ジャパン・武田翔太投手、ソフトバンク・東浜巨投手の先発で始まった試合は、両者とも初回にランナーを背負う立ち上がりを見せるも、無失点に抑えた。4回まで両チーム無得点で投手戦の様相を呈していたが、試合は5回に動いた。
 
 侍ジャパンの2番手、千賀滉大投手が6番・真砂勇介外野手に右安打、盗塁を許し、続く7番・塚田正義に中安適時打を浴び1点を失う。これが決勝点となった。
 
 侍打線は、ソフトバンク投手陣の前に沈黙した。
 
 4回には無死1塁から中田翔内野手が遊ゴロ併殺打、6回には菊池涼介内野手が盗塁失敗など、チグハグな攻撃が目立った。侍ジャパンは菊池の3安打と筒香嘉智外野手の1安打の計4安打のみと気を吐いたが、いずれも得点には繋がらなかった。
 
 守備にも課題が残った。
 
 大野奨太捕手は5回までに3盗塁を許し、8回のバント処理の場面では、小林誠司捕手が内川聖一外野手に送球するもボールを落とし、ランナーと交錯。途中交代するまさかのアクシデントにも見舞われ、不安を露呈した。
 
 投手陣は、ソフトバンク打線を4安打に抑える好投を見せたが、9イニングで5四球。
 安打数は抑えられたものの、世界の強打者を相手にするには、不安が残る内容となった。
 
 ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)プールB開幕まで10日と迫る中、数々の課題が浮き彫りとなる試合となった。
 
 
 
【スコア】
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E
ソフトバンク 0 0 0 0 1 0 0 1 0 2 4 0
侍ジャパン   0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 4 2 
 
【責任投手/本塁打】
勝   飯田 優也
負   千賀 滉大
S    森 唯斗
本塁打 なし
 
【バッテリー】
 
【ソフトバンク】
東浜、飯田、スアレス、嘉弥真、笠原、森 ー甲斐、斐紹、張本
 
【侍ジャパン】
武田、千賀、藤浪、平野、松井、秋吉ー大野、小林



error: Content is protected !!