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キューバ、中国を1安打完封リレー!日本戦11失点から13時間後…2次R進出に望みつなぐ

2017/03/08

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 ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)1次ラウンドB組のキューバ代表対中国代表が8日に東京ドームで行われ、7日の日本戦で敗れたキューバが中国に6対0と完勝し、勝敗を1勝1敗にして、2次ラウンド進出へ望みをつないだ。
  
 中国の先発は、MLB通算82勝のパナマ出身で中国人のルーツも持つブルース・チェン。チェンは2015年に現役を引退したが、今回のWBCのために復帰。2006年と2009年にはパナマ代表としてWBCに出場しており、今回が3度目のWBCとなる。対するキューバの先発はブラディミール・バノスで試合が始まった。
 
 先発のチェンは、2回2/3を49球でキューバ打線を無失点に抑えた。チェンは50球を超えずに降板したため、WBCの規定により中1日で次の登板が可能である。10日に日本戦を控え、登板が予想される中で、自身の投球が通用することを見せつけた。
 
 無得点に抑えられていたキューバ打線は、中国の2番手のルオ・シャを捉える。4回裏に安打と死球でチャンスを作ると、9番・ヨエルキス・セスペデスが初球を捉え、右翼へ適時打を放ち、1点を先制。その後も打線が続き、一気に4点を先行した。キューバ打線は6回、7回にも追加点を加え、6点をリードし、中国を突き放す。
 
 一方の中国打線は、キューバの投手陣を全く捉えることができず、キューバのバノス、ブラジミール・ガルシア、リバン・モイネロ、ミゲル・ラエラの前にわずか1安打の拙攻。キューバ投手陣相手に手も足も出ずに、完封負けを喫した。
 
 前日の日本戦の敗戦からわずか13時間後の試合で中国に完勝したキューバ。負ければ2次ラウンド進出が危うくなる中、中国に完封勝ちを果たし、望みをつないだ。



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