大谷翔平、5回に今季MLB先発最速162.7キロ計測! 自身が持つ記録をさらに更新
2018/05/31
Getty Images
ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平投手が30日(日本時間31日)、敵地コメリカ・パークで行われているデトロイト・タイガース戦に先発登板し、5回に今季MLB先発投手最速となる101.1マイル(約162.7キロ)を計測した。
大谷は、1-1の同点で迎えた5回、2死二、三塁のピンチを背負ったところでジェイミー・キャンデラリオ内野手と対戦。スプリットとスライダーでカウント2-1として、4球目の99.2マイル(約160キロ)の速球はファールで2-2と追い込む。そして5球目、内角低めに投じた速球で投ゴロに打ち取り3アウトとしたが、この時の速球のスピードが101.1マイル(約162.7キロ)を計測した。
この球速は今季メジャーリーグ最速で、それまで自身が持っていた記録101.0マイル(約162.5キロ)を更新するものになった。
なお、詳細に計測を開始した2008年以降のメジャーリーグの先発投手の最速記録は、2013年9月17日に当時カンザスシティ・ロイヤルズに所属していたヨーダノ・ベンチュラ氏がメジャー初先発試合で記録した102.6マイル(約165.08キロ)となっている。