侍ジャパン、ベネズエラに先制許す!満塁からの併殺崩れ 打線は技巧派左腕に序盤無安打【プレミア12】
2019/11/05
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<2019世界野球 第2回WBSCプレミア12 オープニングラウンド・グループB 日本 - ベネズエラ>(5日、台湾:桃園国際野球場)
「第2回WBSCプレミア12」はオープニングラウンドのグループBが開幕し、野球日本代表「侍ジャパン」は初戦で南米のベネズエラ代表と対戦。0-0で迎えた4回に与えたくなかった先制点を奪われてしまった。
侍ジャパンの先発・山口俊(読売ジャイアンツ)は、初回に先頭から連打を浴びて一、二塁のピンチを招いたが、後続を打ち取り無失点。2回も1人走者を出しながらも、その後を3者連続で抑えて先制点を与えない。
一方の打線は、ベネズエラ先発の左腕ドゥブロン投手から初回に2つの四球を選んで一、二塁とするも、中軸が相次いで倒れて無得点。その後もドゥブロンの緩急巧みな投球術に翻弄され苦しい戦いとなった。
3回までを0-0で終え、試合は中盤の4回に突入。味方打線が無安打と沈黙する中、山口は先頭の指名打者フエンマヨールに中前安打を浴びると、続くゴードイ捕手に四球を与えて一、二塁。6番のリベロ内野手は空振り三振に取ったものの、ブランコ内野手に左前へポトリと落ちる安打を許して満塁とされてしまう。
ここで8番マチャドと対し、カウント1-2から高めのスライダーを叩かれると、打球は遊撃深くへのゴロに。坂本勇人内野手(巨人)がさばき二塁で一塁走者をフォースアウトとするも、一塁はセーフとなってこの間に三塁走者が先制のホームインを果たす形となった。
なおも2死一、三塁とピンチが続いたが、9番のロドリゲスはフォークで空振り三振に仕留めて3アウト。さらなる追加点は許さなかった。