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DeNA 「日本で自分のキャリアを終えたい」覚悟を持った新助っ人左腕デュアン・ビロウ入団

3日、横浜DeNAベイスターズは横浜市内の球団事務所で、デュアン・ビロウの入団会見を行った。左先発不足のチーム状況、混セを勝ち抜く新戦力として期待が高まる。

2015/07/03

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ベースボールチャンネル編集部



韓国野球の経験がNPB挑戦を後押し

 3日、横浜DeNAベイスターズは横浜市内の球団事務所でデュアン・ビロウの入団会見を行った。

 ビロウは、メジャーで3シーズン、マイナーリーグで10シーズン、韓国リーグで1シーズンを過ごしてきた191cm、100kgの大型左腕だ。2011年タイガースでメジャーデビューを果たした試合で松井秀喜の日米通算500号を許した投手でもある。

 入団にあたりビロウは、次のように力強く意気込みを語った。

 「日本に来ることができて嬉しい。昔みたいに力で抑え込むことはできないが、ストレート、カーブ、カットーボールをその日の状況によって使い分けていきたい。ベイスターズに入団できたことが本当に嬉しいので、先発、リリーバーどの役割もこなしていく。時にはベンチで声出しもしていきたい。複数年契約がとれるように、ここで自分のキャリアを終えることができるように、どんな形でもチームに貢献していきたい」

 同席した高田繁GMも高い期待を持っている。

「1番は力で三振をとることはできないが、崩れることがないということが大きい。ビザ就労や時差の問題もあるが、まずはファームで最低1回は投げてできるだけ早く上(1軍)で投げさせたい。セリーグは団子状態の中にいるので、これからは今まで以上に一戦一戦が大事になってくる。後半戦のチームの戦力になってほしい」

 韓国リーグでの経験があったことで同じアジアでもある日本でプレーすることに不安はなかったという。来日してまだ3日だが、2日連続で日本の焼肉を堪能し、日本語も勉強しており野球以外でも日本に適応しようとしている。

 一時は、首位を走っていたチームも現在は、5位の広島と差なしの4位に後退している。しかし、6月22日に最下位だったヤクルトが先日2日の勝利で首位に浮上するなど混セが続いている。

 日本でキャリアを終える覚悟を持ったビロウが後半戦のチーム浮上の貴重な戦力になるはずだ。ビロウの1軍デビューが待ち遠しい。



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