第23週、パは、メヒア(西武)、セはメッセンジャー(阪神)【BBC編集部が選ぶ、NPB週間MVP第22週(8/31-9/6)】
日々データ系のコラムを配信しているベースボールチャンネルでは、今季開幕から毎週セ・パ両リーグ、投打のMVPを独自にあげていく。数値からはすべてとは言えないが、現在のチーム状況が見えてくる。また今後の展望にも、ぜひ参考にしていただければうれしい。今回は、8月31日から9月6日までの集計とする。
2015/09/07
パリーグ3位争いは西武が抜け出すか?
9月1週目は、8月31日の月曜日にも試合があった。また天候不順で雨天中止が4試合あった。チーム成績から確認したい。
パリーグは西武が7連戦、5勝2敗と好調。ロッテとのクライマックスシリーズ争いを優位に戦っている。ソフトバンクはまた貯金を2つ増やした。
セリーグはヤクルトが前週に続き勝ち越し。中日が2つ負け越した。前週と形勢に変わりはない。
リーグの平均防御率はパが4.31と大きく打高に振れた。セは3.22とやや投高に戻している。
メヒアの打棒が復活!?
打撃成績のランキングを見たい。
安打、長打、三振、四死球、盗塁、犠打犠飛などの要素を加味したオフェンスの総合指標であるRC(Run Create)順。赤字はリーグ最高。RC10傑と各部門の最高記録を持った選手。RCは1試合1を超えればトップクラス。
まずはパリーグだ。西武のメヒアが盗塁を除く主要部門で1位の大活躍。2位は楽天のウィーラー。トリプル3を狙う柳田も好調を維持している。柳田は2盗塁して盗塁部門で中島卓也を抜いてトップに立った。トップは荻野の4盗塁。
山田がトリプル3に近づく
次にセリーグだ。
外国人選手の活躍が目立つ。ロペスも盗塁を除く主要部門でトップ。梶谷は3本塁打、トリプル3を目指す山田哲人は4盗塁。これで30盗塁に達し、3部門のうち2部門をクリアした。
野手のMVPは、パが西武のメヒア。セがDeNAのロペス。いずれも2回目だ。