第24週、パは柳田悠岐(ソフトバンク)、セは前田健太(広島) 【BBC編集部が選ぶ、NPB週間MVP第24週(9/7-9/13)】
日々データ系のコラムを配信しているベースボールチャンネルでは、今季開幕から毎週セ・パ両リーグ、投打のMVPを独自にあげていく。数値からはすべてとは言えないが、現在のチーム状況が見えてくる。また今後の展望にも、ぜひ参考にしていただければうれしい。今回は、9月7日から9月13日までの集計とする。
2015/09/14
オリックス・東明がプロ初完封勝利
今度は投手陣だ。
PR(Pitching Run)順。リーグの平均防御率よりどれだけ傑出しているかを見る指標となる。
野手同様にパリーグから見ていく。平均防御率は前週4.31。今週は4.16。打高が続いている。
オリックスの東明大貴が9月9日の西武戦で2安打完封。西武の岸孝之は9月8日のオリックス戦で10三振を記録した。
救援投手では、オリックスの岸田護が4試合で3ホールド。ソフトバンクのサファテとロッテの西野勇士が2ホールドだが、ともに失点している。
広島・前田がリーグ単独トップの13勝目
次にセリーグだ。防御率は前週の3.22から2.24と大きく投高に振れた。
広島の前田健太がこの週2度先発、14回を投げていずれも無失点で2勝。チームメイトの黒田博樹も8回零封で勝利した。
救援投手は、巨人の澤村拓一が4試合で3セーブ1ホールド無失点と好投。2ホールドは9人いた。
投手のMVP。先発投手は、パは完封のオリックス東貴で3回目選出。セは2勝の広島の前田とする。救援投手は、パはオリックスの岸田、セは巨人の澤村。
今週の投打の総合MVP。パは圧倒的な打撃で貢献した柳田で4回目の選出。セは週に2勝の広島の前田とする。