ソフトバンク工藤監督、監督1年目での優勝。日本シリーズでは新人監督同士の対決も?
17日、ヤフオクドームで行われた埼玉西武ライオンズ戦で5-3で勝利し、福岡ソフトバンクホークスが2年連続でパリーグを制した。就任1年目の工藤公康監督もと、圧倒的な強さを見せつけての優勝だった。
2015/09/18
1年目ながら巨大戦力をうまく束ね上げた新人監督
シーズン前から優位を予想する声は多かったソフトバンク。開幕してみれば、6月以降は完全な独走状態で2位以下に圧倒的な差をつけてV2を飾った。
様々な要因が考えられるが、投打に圧倒的な戦力を有していたことが大きいのは間違いない。
工藤公康監督は52歳、監督経験1年目で優勝となった。
「これだけの戦力があれば、監督が誰でも優勝できる」と思うかもしれないが、実績のある選手たちをまとめ上げて、戦力にするのも大変なことだ。
工藤監督の采配も、V2要因の一つだろう。
セリーグも新人監督2人がV争いに
2リーグ分立後、監督経験1年目で優勝の栄冠に輝いた監督は、過去に14人いる(他に3位から日本シリーズを制した例が1つ)。
なお今年は、セリーグでもヤクルト真中満(44歳)、広島の緒方孝市(46歳)という2人の新人監督が優勝圏内にいる。
史上4度目の新人監督同士での日本シリーズになる可能性も残されている。
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