西武、佐々木健を1カ月間の対外試合出場禁止処分 コロナ対策の球団ルール違反「厳しく指導いたしました」
2021/08/25
埼玉西武ライオンズは25日、佐々木健投手が、7月と8月に計2回、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から西武球団において定めているルールに違反した事実が判明し、25日から1か月間、対外試合出場禁止の処分とすると発表した。
佐々木は、(1) 感染リスクの高い行動(同居家族以外との会食など)を禁止している中で、同居家族以外の知人女性との長時間の面会、(2) 行動記録の提出が義務付けられている中で、未提出及び記載漏れの2点においてのルールを違反。2021年8月23日に本人から球団へ報告があり、24日の詳細確認を経て判明した。
再発防止策としては、「佐々木に対しては、プロ野球選手としての自覚を持つことはもとより、自らの行動に責任を持ち、ルールを遵守するよう厳しく指導いたしました。また、チーム全体に対しても、今般の事態を伝え、あらためてルールを遵守するよう指導・徹底します」としている。
◇佐々木健投手のコメント
「コロナ禍において様々な制約があるなか、私自身の甘さゆえ、関係の皆さま、ファンの皆さまの期待を裏切る行動を取ってしまったこと、心よりお詫び申しあげます。大変申し訳ございませんでした。今後、二度とこのようなことを起こさないよう、十分に注意するとともに、あらためてチームで定められたルールを心に刻み、責任ある行動をとってまいります。この度は大変申し訳ございませんでした」